新しいカーテクノロジーが、ながらスマホ運転を引き起こす

グレイスリンクスでは、全く新しい『ながらスマホ運転防止アプリ』をご紹介しています。アメリカの保険会社の調査では、ながらスマホ運転についての現実が明らかになりました。

 

1,000人以上の米国人ドライバーの全国調査では、ながらスマホ運転に際して、私たちの姿勢と行動の間には驚くべき食い違いがあることが明らかになりました。 アメリカの保険会社・Esuranceは、ながらスマホ運転行動と、車線逸脱警報や自動運転システムなどの車のハイテク機能が、運転者の注意力を減少させるかどうかの調査を依頼しました。

・ながらスマホ運転のドライバーはわざとリスクを冒そうとしている

調査結果では2つのことがより明らかになりました。

(1)ほとんどのドライバーは、電話やGPSのような技術を使うことが漫然運転につながる事を認識しています。

(2)彼らはとにかくそれをやりたいのです。調査対象ドライバーの91%は、運転中のメールやメッセージが「注意散漫になる」と考えていますが、半分以上(53%)がそれをやっていると認めています。

「ながらスマホ運転に起因する事故死者が増えているという事実にもかかわらず、この調査ではドライバーが危険を冒して運転しながら、ハイテク技術を使う誘惑に負けてしまっていることがわかりました」(Esurance社 Stephanie Braun氏談)「半自動運転システムを使って、ながらスマホ運転の問題に取り組む自動車メーカーが増えていますが、これらの機能の中には、ドライバーの注意力をさらに散漫にし、しばしば誤った安全感を与えてしまうことがあることにも留意しています。」

・ドライバーに、より安全さを感じさせるが、注意力が散漫になる車のテクノロジー

先進的な自動車メーカーは、車のハイテク機能である半自動運転技術を搭載する事により、部分的に運転操作を代行して、より安全な運転を推進するよう取り組んでいます。これは例えば、ドライバーより早く危険を察知する機能などが含まれます。

調査対象ドライバーの約半数(46%)は、搭載しているカーテクノロジー技術はドライビングを助けていると答え、10%はこれを否定しています。さらに、一部のドライバーは実際にこれらの安全機能を無効にしています。新車の技術を求めたドライバーの4人に1人は、少なくとも1つの機能を無効にしています。全体的に見て、カーテクノロジー搭載車に乗るドライバーは、旧式の車に乗る人よりも、注意力が散漫になりやすいようです。例をあげると、29%のドライバーがレーンキープ警告音によって注意力が散漫になると認めています。

その他の興味深い発見:

・実際に自動運転車が利用可能になったとしても、ほとんどのドライバーは運転をあきらめる準備ができていません。安全運転のための運転制御を犠牲にしてまで、道路上でマルチタスクを行うと答えたのは調査対象ドライバーのたった17%でした。

・調査対象ドライバーの58%は、運転中に文字入力やナビゲーション操作のような、ながらスマホ運転をしたことがあると認めています。驚くべきことではないでしょうが、ながらスマホ運転の主な原因として、モバイルデバイスのような基本的なテクノロジー(31%)、他のドライバーに追われる事(30%)、他の乗客とのやりとりや食事(20%)と回答しています。

・ドライバーの30%は、あまりにも忙しい時やマルチタスクのときに注意力が薄れ、25%はただ単に退屈なのでつい電話に出るのだと言います。

・調査対象の10人のうち1人が、自らの漫然運転によって引き起こされた緊急電話や事故を個人的に経験しています。 10人中3人は運転中の事故や接近を経験したことがある人を知っています。

調査手法:Esuranceは、2017年12月から2018年1月に米国で1,057台の警告システム(死角モニター監視、車線逸脱警告、衝突警告など)または運転支援システム(レーンキープ、自動緊急ブレーキ、適応クルーズコントロール)などを備えた車両所有者のオンライン調査を実施した。さらに、2017年12月にハイテク車の所有者とのインタビューを15回行った。

eBrake.caはちょうど発売されたての、まったく新しい、ながらスマホ運転防止技術です。車の動きが検出されるとデバイスをロックし、運転中にドライバーには解除不能の「アンロックテスト」を提供します。ハードウェアは必要ありません。同乗者に優しく、ドライバーのデバイス使用をブロックします。

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